HSP・HSCの特徴としてあげられる以下の性質はギフテッドに共通するものです。
- ・深く処理するため、疲労を感じやすい
- ・感受性が強く、ささいな刺激を察知する
- ・共感する能力が高く、強く反応する
- ・年齢の割りに大人びた話をする
でも、人一倍繊細なお子さんは親や先生の期待を敏感に察知し、周囲の期待に応えようとするためにギフテッドネスを抑圧してしまうことが往々にしてあるのです。
ですから、まず最初に受容をベースとしたポジティブな人間関係を築くことがとても重要です。
あるがまま
これでいいのだ
ありのままを受け入れる
根っこを育てている子どもたちに何度も伝えたい言葉です。
HSC/ギフテッドの多くは物質主義的な成功に欲が持てません。HSP/ギフテッドの本質的価値と存在意義へのアプローチから自分の使命に近づいていくと本領を発揮する仕事に就くことが出来、同時に生きづらさも解消されます。30才成人くらいの気持ちでゆっくり見守ってください。
*理に適うと納得すれば行動できる
*愛を知ると可能性は無限に広がる
自身もHSP/ギフテッドで教育者だった私の父は、孫の教育について「特別な育て方をしないで普通に育てなさい」と言いました。
自由な環境下で見守られていれば、感受性の高いこどもたちは転んでもただでは起きないという強さを発揮することができます。
何度も転んでは立ち上がるという経験を繰り返して、自己の内側に秩序を作っていくことで、自分や他者を信じ、世界を愛して生きていく根っこを育てることができます。
息子Sが高2の時にこう言いました。
「悲しいことや辛いことを、嬉しいことや楽しいことと同じようにそのまま受け取れるようになりました。いつも神に愛されていると感じます。本当に幸せだなあ」
私はそれを聞いて「ああ、この子はもう大丈夫だ」と思い、それからは息子を全然心配しなくなりました。
人は誰もが、愛し、愛されるために生まれてきます。
最初に愛する能力を身につけることをサポートする。
それが、私、もりやゆうこの心からの願いです。
愛するということは愛される人よりも、愛する人にとって本当に素晴らしいことなのです。
もりやゆうこ HSP・HSC/ギフテッド専門カウンセラー