HSC/ギフテッドの特性はメンタルの弱さではありません

精神的に追い込んでメンタルマッチョに鍛えようとはくれぐれもなさらないように気をつけてください。

 

HSC/ギフテッドの特性をメンタルが弱いと捉え、克服を強いると子供は自己否定に走ってしまいます。

 

大切なのは、自分の感覚をじっくり観察しながら自己決定し、それに基づいて丁寧に自己表現を積み重ねることなのです。 いつでもどこでも、ゆっくりゆっくり。

 

「ママ、学校で毎日『悪い子だ』って叱られる子も本当に大変そうだなって思うんだけど、『良い子だ』っていつもいつも褒められる子っていうのも、あれはあれで同じくらい大変そうに見えるんだよ。だからぼくは学校っていうところでは『叱られもせず褒められもしない』っていう感じでやっていこうと思う」

 

人一倍敏感な息子Sが、小学校に入学して間もない頃にこう話してくれました。

 

子どもへの「話しかけ」を考えるきっかけは「ゆうこちゃんちの子ってそういう話をするよね。ゆうこちゃんが育てると、そういうふうに話す子になるんだよね。お兄ちゃんもそうだったものね。きっと何かあるんだと思うよ」という友人の言葉からでした。「えっ、そうなのかな?(それはいったいなんだろう?)」わたしは自分がどういう「話しかけ」をしているのかじっくりと考えて、あることに気がつきました。

 

五感の全てを活用して会話していたのです。

 

これが、根っこのこどもたち「魔法の話しかけ」の始まりです。

 

魔法なんて信じませんか?でも「魔法の話しかけ」は本当にあります。

 

もりやゆうこ HSP・HSC/ギフテッド専門カウンセラー