うちの子は「育てにくい子」?「人一倍敏感な子」?

寝つきや寝起きが悪くて始終泣いている、

抱っこしてないと眠らない赤ちゃん。

 

言葉が遅く、なかなか話し始めない、

こだわりが強くて一人で遊ぶのが好き。

 

話を聞いてないように見える、

忘れ物が多い、宿題をやりたがらない。

 

理由のわからない不登校。

 

こうした、いわゆる「育てにくい子」の中に「人一倍敏感な」4つの性質(※)を持つ子どもたちがいます。

 

HSCは病気や障害ではなく、子どもの5人に1人が持つ生まれつきの性質なのに、病院の発達外来の受診予約は何ヶ月先までいっぱいです。

 

未就学のお子さん、学齢期の小学生、中学生の保護者の方々はもちろんのこと、小さな赤ちゃんのパパやママにも、「人一倍敏感な」性質について知っていただきたいと思います。

 

きっと別の世界への扉が開かれることでしょう!!

 

人一倍敏感なHSCは、周囲からの眼差しの変化にも素早く気づき反応します。

「育てにくい子」という先入観や偏見を眼差しから無くすだけで、HSCはすぐにそれに気づき、リラックスできるのです。

 

何も思わず、何も期待せず、HSCのあるがままを受容する眼差しを向けるだけで、HSCは落ち着いて行動できるようになります。

 

「自分自身で自己を育てたい」という欲求が強いHSCは、他者の眼差しによって行動を吟味されることに対して非常に敏感です。

 

音楽のようにHSCの言葉を聴き、絵画を鑑賞するようにただ眺める。

その時、くれぐれもそこに何の意味があるのか、なんて考えないように。

意味を見つけるのはHSC自身がすることなのです。

 

(※)「人一倍敏感な」4つの性質

①深く処理する

②過剰に刺激を受けやすい

③感情の反応が強く、共感力が高い

④ささいな刺激を察知する

 アーロン博士は、「4つのうち1つでも当てはまらないなら、おそらく『人一倍敏感』な性質ではないと思います」と述べています。

エレイン・N・アーロン著、明橋大二訳『ひといちばい敏感な子』(一万年堂出版、2015年)425ページ参照