HSC/ギフテッドはひとりでいることを好みます

lonelinessとsolitude

英語で「孤独」を表す言葉は2つあります。

日本語では使い分けることが難しいので「孤独」を言い換える別の表現を考えてみました。

 

「ロンリネス」誰からも愛されていない、必要とされていないと感じること。

「ソリチュード」ひとり遊び、ひとり時間を楽しむこと。

 

HSC/ギフテッドはひとりでいることを好みますがロンリネスが好きなわけでは無いのです。

お砂場遊びに熱中したり、工作を夢中になってしている時、あるいはお人形とごっこ遊びでファンタジーの世界にひたること。そういう時間はまさにHSC/ギフテッドの大好きなソリチュード。

 

ソリチュードはこの世界を「遊ぶこと」、自分の感覚で世界を観察し、それを創造表現することです。

自分への問いかけをひたすらに繰り返したり、自分探しにいたずらに時を費やすこととは違います。

 

ロンリネスを味わっている状態では、ソリチュードを楽しむことができません。

「わたしは愛されている」、「わたしは必要とされている」と感じられているからこそのソリチュードです。

 

まず最初に受容をベースとしたポジティブな人間関係を築くことがとても重要なのです。

「あなたを愛してる」「あなたを必要としている」と、折に触れて伝えて欲しいと思います。

 

「ひとり時間」を大切に過ごすことによって自分を愛する心が育まれ、HSC/ギフテッドの自己肯定感は高められるのです。

 

もりやゆうこ HSP・HSC/ギフテッド専門カウンセラー