HSCの不登校は「心の風邪」をひいたわけではありません

HSCの不登校は「心の風邪」をひいたからではありません。

学校という環境要因に何らかの問題が存在し、HSCが困っているという意思表示の第一歩なのです。

 

「僕は学校に行けません。

でもその理由が分からないんです。

いつも学校に行けない理由を考えています。

いじめられているわけでもないんです。

前の日の夜には準備もちゃんとして、次の日学校がすごく楽しみな時もあります。

でも、朝になるとやっぱり行きたくないんです」

 

学校は、行きたいなら行けばいい。

行きたくないなら行かなくていい。

だけど、行きたいのに行けない。

そうだとしたら?

 

どうすれば行けるようになるのかを、よかったら一緒に考えませんか?

 

多くのHSCの不登校の子たちは真面目でとっても良い子です。先生の思っている通りに動いてくれて、真面目で、頑張ってくれる生徒です。

 

人一倍繊細なHSCの気質を持っているお子さんは、親や先生の期待を敏感に察知し、周囲の期待に応えようとするために、自分の感情や意思を抑圧してしまうことが往々にしてあります。

 

真面目で優しいHSCの男の子が、突然にして空虚な気持ちに悩まされてしまうということが珍しくないのです。

 

HSCは治すものではありませんが、学校生活の中で感じる「生きづらさ」を「生きる力」へと移行させることが必要です。

 

HSC子育て継続カウンセリングでは、HSCが学校生活を送るために大事なポイント

①バウンダリー(境界線)の引き方

②ダウンタイム(休憩)の取り方

この2つに効果的なセルフマネジメントの方法を覚えていただくことができます。

 

HSCが感情に溺れることなく自分の感情を即時に観察することができるようになれば、やみくもに感情を押し殺して我慢することがなくなります。

                                                                                             もりやゆうこ HSC・HSP専門カウンセラー                                 

 

【HSCの4つの性質】

①深く処理する

②過剰に刺激を受けやすい

③感情の反応が強く、共感力が高い

④ささいな刺激を察知する

アーロン博士は、「4つのうち1つでも当てはまらないなら、おそらく『人一倍敏感』な性質ではないと思います」と述べています。

エレイン・N・アーロン著、明橋大二訳『ひといちばい敏感な子』(一万年堂出版、2015年)425ページ