こっちのが断然お得。。。

「ママのことは大好きだけど、ママの子育ては風変わりだと思う」

と息子に言われたことがありました。小学3年生の春でした。

 

でも、高校生になって自分で様々な情報を取れるようになると、「風変わりな子育て」の理由や意味を後付けし、評価してくれるようになりました。

 

そのひとつにアンダーマイニング効果(※)がありました。 

 

【ご褒美無しの子育て】

「家はご褒美っていう習慣が無かったでしょ。あれ、良かったみたいだよ。ご褒美をもらうと、もともと楽しくてやっていたことなのに、やればご褒美がもらえるっていう目的にすりかわって、本来の行為に対するモチベーションはむしろ下がってしまうらしい。アンダーマイニング効果というんだって。確かに、わたしにとってご褒美をもらわなかったことはすごく良かったと思う。お母さま、ありがとう。おかげさまで勉強嫌いにならずにすみました」

 

わたしはむろんアンダーマイニング効果という現象があるなんて知らなかったし、まして後で息子からお礼を言われるなんて思ってもいなかったので、嬉しくてびっくりしてしまいました。

 

だってわたしは何かの効果を期待していた訳ではなくて、ただただ息子が無心で何かに没頭している様子を、傍にいる私も同じように無心で眺めていたかっただけなのです。

 

(※)内発的動機づけによって行われた行為に対して、報酬をあたえるなどの外発的動機づけを行うことによって、動機付けが低減する現象をいう。(出典:ナビゲートhttps://www.navigate-inc.co.jp/index.html)

 

 

わたしは「感じる子育て」を皆様におすすめしています。

「感じる」というのは「観察する」と言い換えても良いかもしれません。

 

「観察する」というのは「見る」のとは違います。

まず大切なのは、子どもたちと一緒にいる時は、いつも五感を研ぎ澄ませた状態であることです。

 

絵を眺めるように、

音楽を聴くように、

美味しいものを味わうように、

良い香りや素敵な肌触りを楽しむように。

 

そのような状態でいると、子どもが発する氣配のごくごく微細な変化が分かるようになります。

その変化を「観察する」、そして子どもの「氣」の動きに親の「氣」を合わせる。

これが「感じる子育て」です。

 

「感じる子育て」を続けていると、眠っていた五感がどんどん呼び覚まされていきます。

すると、目に見えない世界の、あらゆる物質の「氣」の動きに敏感になります。

地上の全物質の「氣」と自分自身の「氣」を合わせて生きるということは、宇宙に存在するあらゆる粒子と一つに繋がって生きるということです。

やがて、なんともいえないうっとりとした至福の感覚の中に生きることが出来るようになります。

 

子どもの成長は本当にあっという間です。

子育ての正解を一生懸命に探しているうちに、とっくに親離れの時期が来てしまっているのです。

それに、「みんな違ってみんないい」というわけですから、きっとみんな正しくてどれも間違っていないのです。

 

「間違えない子育て」よりも「感じる子育て」のが断然お得。

理由や意味は後付けで大丈夫!

 

「お母さまはいつもわたしを一生懸命に育ててくださいました。本当に、何だって良かったんだと思うよ。ありがとう」と、息子も言ってましたから。